JB220ターボジェットエンジンをテストベンチ上に固定した状態。
このベンチではエンジンの発生する推力、エンジン各部の温度、
吸入空気量、燃料流量等を測定することが可能です。
実験装置の主要諸元
ベンチサイズ 約450mmx850mm 高さ200mm〜300mm
重量 約15kg 仕様により変化
電源装置 AC100V10W、DC24V200W、DC12V200W 仕様により
変わります。
エンジン回転数 Idol 30000rpm MAX 115000rpm
EGT min 350℃ max800℃
燃料消費量 max550cc/min
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テストベンチのコントロールパネルの様子。
JB220ジェットエンジンはコントロールパネルの操作で簡単に始動、
回転の変化、停止等が誰でも自由に行えます。
エンジンの起動時間は概ね30秒ほどで3万回転のアイドリングに達します。
この間すべて自動で制御されています。
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エンジンを制御するECUのステータスが表示されています。
排気温度、回転数、ポンプ電圧、スロットル開度などが表示されます。 |
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吸気ダクトを入り口からのぞいた様子。
赤い光はインペラー回転数を測定するレーザーセンサの光です。
手前にぶら下がっているセンサーは吸入空気量を測定する、エアマスセンサです。
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エンジン運転中の各種取得情報を記録するデータロガーです。 |
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エンジンの試験中に取得する周辺環境のセンサーを収めた箱です。
通称”百葉箱”と呼んでいます。 |
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百葉箱の内部。
気温、湿度、気圧、を常時測定しています。
エンジンの運転中の大気密度や湿度はジェットエンジンの出力に
大きく影響する為、この様な環境条件を記録しておく装置は必須です。 |
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エンジンを運転する際は運転実験専用の防音室で運転しています。
写真のように、部屋の外部からエンジンをコントロールすることも可能です。 |
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